メイドインアビス Wiki

アビスとは1,900年前に南べオルスカ海の島で見つかった奈落とも呼ばれる大穴の事です。直径は1,000メートルで、深度は20,000メートル以上とされている。特殊な生態系が存在し、 進行した古代文明の遺跡も発見されている。多くの者がアビスが隠す数えきれない程の宝や計り知れない価値の遺物を狙う。その中にアビスが隠し持つ秘密を暴こうとする人もいる。アビスを探検する勇気ある人、彼らは 「探窟家」と呼ばれるようになってオースの街が 確立された。

アビスの大半はまだ知らず、危険を隠している。人間の理解が及ばない過酷な環境や生物は探窟家にとって大きな障害です。

アビスの至る所に 「力場」が存在し、ナナチは 「縦穴をくまなく満たすいわばアビスの血液」と説明する。力場は地上から光や栄養素を地下深くまで運んでいて、この力場はアビス内の至る所に存在するけれど中心に近づく程強くなる。3層から初め、底から来る光の方が地上から届く光よりも明るくなる。 力場が強い程、野蛮な生き物が生息している。アマギリなどの植物は栄養素が多いアビスの中心を向いて育っていて、探窟家達は迷った時にこれを上手く利用している。力場自体は無色無臭だが、視界を制限する薄い霧として認識される。さらにこの力場は四六時中形を変えている、生き物の動きや呼吸に合わせて流れている。また、アビスの周辺では力場が弱く、存在しない場所もあります。

さらにアビスとその周辺では時間の歪みが確認されており、ガンジャが探窟家が存在する前、先住民族がまだいた頃にアビスに到着した。しかし、ワズキャンに依ると6倉イルぶる村が出来てから150年しか経っていないとの事です。白笛の探窟家、オーゼンの意見だと深く潜れば潜る程時間の感覚がずれ、5層からは特に激しくなる。例えば、たった何週間しか潜らない予定だった筈が地上に戻ったら何ヶ月も経っていた。それを元にオーゼンは地上での10年はアビスの底だとたったの数年の可能性があると感じている。

アビスは沢山の危険や困難で埋もれているが、探窟家にとっての一番の難題は上昇です。これはアビスの呪いと呼ばれる現象の所為です。アビスの呪いとは上昇する時に現れる症状の事で、学名は 「上昇負荷」です。呪いはアビス内で約10メートル上がると出現し、従来の手段では避けることは不可能です。呪いは全ての生き物に影響を与えるが、どれだけ人間に姿が似ているかにも依る。

力場[]

ネタバレ警報: 次のセクションはネタバレが含まれています、注意して読んでください。

力場は得体の知れないアビスの特徴で、地上からのアビスの観察と底から地上を目視する事を不可能にしています。力場はアビスの底まで栄養素や光を運び、深層の生態系を保っています。レグの観測だと、上を見る時に視界の境界線がやけに明るいと、場合によっては地上よりも。層に層を重ね力場は生き物を布の様に包み、物凄く動きに敏感で、意識や考えでさえ力場の形を変化させます。

力場の作りは内側に棘が生えているかの様に、降下するのは簡単だが上昇するのは人体に害を為し、アビスの呪いは上昇した時の結果である。一般的には知られていないが、ほとんどの探窟家は力場を目視する事は出来ない。

ナナチは力場をアビスの脈だと言う。

白笛探窟家のスラージョに依ると一般的に魂と呼ばれる事柄はアビスの外では存在しないが、呪いに接触する全ての生命体に浸透する。

構造[]

一層

深界一層:アビスの淵[]

深度:0〜1,350メートル

上昇負荷:軽い目眩、吐き気

説明:一層はアビスで一番浅い層で、オースの街のすぐ下にある。環境は継続的で日光も届いている。 芝生の岩肌と石化した木々のくぼみでいっぱいです。野生生物は幻想的でほとんど無害な動物で構成されています。散らばって一層中隠れているのはお祈りガイコツです。

二層

深界二層:誘いの森[]

深度:1,350〜2,600メートル

上昇負荷:強い吐き気、頭痛、手足の痺れ

説明:誘いの森はアビスの中で最初の危険な層です。動物相や環境は急に変わり、大きい植物が生える森に変化します。この層に住む生き物はとても危険です。奥に入ると逆さ森と呼ばれる領域が有り、植物は逆さまに生え強い気流が上に吹いていて、水も上向きに流れます。ここにはシイカーキャンプと呼ばれる基地が探窟家の休憩地点として建てられている。

大断層

深界三層:大断層[]

深度:2,600〜7,000メートル

上昇負荷:上記の症状、目眩、 視覚、および聴覚幻覚

説明:三層は4,000メートルも続く垂直な崖で、上昇も下降も真ん中を囲む洞窟を使う以外とても困難です。 さまざまな効果で、下降を試みるために、無数の方法が実装されています。ベニクチナワなどの空中捕食者は一般的です。

四層

深界四層:巨人の盃[]

深度:7,000〜12,000メートル

上昇負荷:身体中の激しい痛み、身体中の開口部から出血

説明:空気から水を集めるダイラカズラなどの植物が育つ不思議で湿気の多い森が四層の名前、巨人の盃、のきっかけになった。深度9,000メートルには大きなトコシエコウ、アビスのトレードマークの花、の群生地、不屈の花園がある。風景はとても美しいが、四層の生物に依る危険は高い。

五層

深界五層:なきがらの海[]

深度:12,000〜13,000メートル

上昇負荷:感覚の完全剥奪、混乱、自傷行為

説明:アビス内で垂直に一番短い層、1,000メートルしか続かないけれどアビス内で最も幅が広い層。リコはオースの街の何10倍も有ると言う。五層のほとんどは大きい、濃いぬるぬるした水で支えられている、いくつかの結晶化した部分と怪物だらけの海です。ここは呪いを受けて、形を保ったまま生きて帰られる最後の層です。ボンドルドと彼の探窟隊、祈手 (アンブラハンズ)  が作り上げた基地、前線基地 (イドフロント)  は古代の儀式場だった所で、六層の入り口となっています。

六層

深界六層:帰らずの都[]

深度:13,000〜15,500メートル

上昇負荷:人間性の喪失、死、特定の条件下ではアビスの祝福

説明:白笛の絶界行 (ラストダイブ) 、六層から上がってくる人は屈して死ぬか人間だと認識できないほど変形する、したがって、その名前は 「帰らずの都」。オースでは、アビスの底には六層に由来する雄大な黄金の街の遺跡が邪魔されずに眠っていると噂されている。六層の建物は鉱物で被われていてどの方向にも広がっていて、危険度の高い生物は珍しくは無く、鉄の雨や有毒ガスを吹き出す地熱による爆発も見られる。この層の鳥類には電報船に使われる鳥よけも効か無い。六層の離れに成れ果てが居住する村がある、住民達はそこを「イルぶる」と呼ぶ。

七層

深界七層:最果ての渦[]

深度:15,500〜?????メートル

上昇負荷:特定の死 (疑惑)

説明:アビスに付いて人類が知る最後の層、此処の情報はあまり無いが、白笛のみが代々口だけで伝えられる噂は存在する。中には枢機の輪と呼ばれる何かがあり、何人かの白笛のみが目撃してます。奈落の底に通じる道には 「門番」がいると言う噂もある。この層の入り口でライザヒトガタの影レグに似た何か、を文書化している。白笛の報告以外でこの層についての書類が有るのは深界一層で見つかった 「ハリヨマリの歌」のみ。

トリビア[]

・アビスは奈落と呼ばれる事もある。

・アビスは仏教の価値観が混ざっています、仏教の地獄はいくつかの層があり、おかした罪が重い程下に落ちます。

・元々はメイドインアビスは同人誌のはずでした、その時のコンセプト上のアビスはたったの数十メートルの直径でした。

・アビスの大きなインスピレーションの一つだったのはロールプレイングゲーム、ゼノブレイドです。

参考文献[]